総画とは、姓と名を合計した数です。
その人の総合的な運勢を表し、精神や肉体、家庭、仕事など、全てを支配し、影響を与えます。
姓名判断の基本5格(天格、人格、地格、外格、総画)の内、最も影響力のある画数です。
人生が思うようにいかないという不如意数。
神経質で精神的に不安定になりやすく、心労からくる病気に悩まされがちです。
14の不如意は、特に金銭面において表れやすい傾向にあります。
14の画数を持つ人たちは、お金や物に対する執着心が強く、
潔癖な面も災いして、周りとの調和を欠きやすく、孤独や逆境を招きやすいのです。
火難水難、裁判沙汰、家族縁の薄い凶数とされます。
14画の人たちは、逆境に強い人たちです。
人生に襲い掛かる苦しく困難な出来事にも、耐え得る力を持っています。
また、頭脳派でもあり、表立ってそれを見せることはなくとも、陰でもくもくと妥協せず、野心を燃やして力を発揮し、乗り越えることでしょう。
潔癖
14画の人たちの潔癖な性質は、実は、内なる欲との闘いのために与えられたものです。
自己の善なる心と内なる欲望との闘いの結果が、14画の運勢を支配するといえるでしょう。
善なる心の必勝は、14画の凶運を払拭するのです。
14画の凶運を逆転させるには、まず、金銭や物質に対する強い執着を手放すことが必要です。
執着は、他人を思い図ることをしない、自己中心的な嫌われ者を作り出します。
14画の孤独や不和はここから生まれてくるのです。
ですが、14画の人たちは、本来、陰徳を積むことのできる人たちです。
陰徳陽報。
幸せは、自ら作るものです。
目立たずとも、陰で行う奉仕は、必ず、14という凶運を好転させます。
心から、他者を思い尽くすことが大切です。
また、14画の人たちは、周りからの影響を受けやすいため、良い環境を選び、身を置くことが、最大の防御となります。
姓名判断において、数は吉数と凶数に分けられます。
吉数は、繁栄、富貴、名声、発展と人生の追い風となります。
凶数は、波乱や病難、事故や苦労を招きやすいとされ、忌み嫌われる数です
ですが、最大の危機は最大のチャンスというように、実は、凶数は、強運(凶運)となり得るものなのです。
また、吉数という福運に胡坐をかいていては、それを十分に活かすことはできないでしょう。
人の運気は、人の心が作るものです
吉数の人は、与えられた福徳を存分に生かし、
凶数の人は、その裏にある才を活かし、凶運によって与えられた新しい局面を、勇気をもってチャレンジし、人生を切り拓いていきましょう。