総画とは、姓と名を合計した数です。
その人の総合的な運勢を表し、精神や肉体、家庭、仕事など、全てを支配し、影響を与えます。
姓名判断の基本5格(天格、人格、地格、外格、総画)の内、最も影響力のある画数です。
溢れる才知
19画は、波乱がつきまとう、障害多難の大凶数。
ですが、天より与えられし才能は、目を見張るほどに素晴らしいものです。
頭の切れの良さ、直観力、洞察力、分析力、運動能力、美的感覚、勝負強さ
溢れ出る才能は、類まれなる傑物を生み出し、様々な分野で大活躍させることでしょう。
ただし、19画の凶運は、簡単にその座につかせることはしないのです。
病気やケガ、事故、事件、刑罰、裁判沙汰といった、いわゆるトラブル事が起こりやすい運勢で、それらの現象は他の凶数にくらべ悲惨なものが多く、家庭内にも影響を与えてきます。
短気が災いして、対人との不和を招きやすく、物事が途中で行き詰まり、精神的にまいってしまうことも多いでしょう。
大凶運によって押し寄せる試練。
それに立ち向かう精神力が、天性の才を磨きあげます。
試練とは、強く大きくなるために与えられるものです。
襲い掛かってくる困難を前に、立ちすくんでしまうのか、
たとえ行く手を遮られても、真っ向から立ち向かい、超えていこうとするのかでは、結果は全く違うものとなるでしょう。
19画を救い導くのは、その才知です。
論理的に物事を見極めることのできる頭脳は、苦難の中でさえ、必ず光を見つけてくれるのです。
誰もが手にすることのない宝を手に入れることのできる才能を、埋もらせてはいけません。
19画の凶運は、その才知をより一層に磨かせるもの。
19画の強運は、精神鍛錬によって勝ち取るものです。
また、短気を抑える我慢強さが、身近な人との関係を円滑にし、安らぎを与えてくれるでしょう。
乗り越えなければなりません。
19画をもつ人の魂は、成長という名の誓いを立てた、この世の選ばれし神との協力者です。
超えられないものなど、何もありません。
姓名判断において、数は吉数と凶数に分けられます。
吉数は、繁栄、富貴、名声、発展と人生の追い風となります。
凶数は、波乱や病難、事故や苦労を招きやすいとされ、忌み嫌われる数です
ですが、最大の危機は最大のチャンスというように、実は、凶数は、強運(凶運)となり得るものなのです。
また、吉数という福運に胡坐をかいていては、それを十分に活かすことはできないでしょう。
人の運気は、人の心が作るものです
吉数の人は、与えられた福徳を存分に生かし、
凶数の人は、その裏にある才を活かし、凶運によって与えられた新しい局面を、勇気をもってチャレンジし、人生を切り拓いていきましょう。