総画とは、姓と名を合計した数です。
その人の総合的な運勢を表し、精神や肉体、家庭、仕事など、全てを支配し、影響を与えます。
姓名判断の基本5格(天格、人格、地格、外格、総画)の内、最も影響力のある画数です。
12画の人たちの纏う雰囲気は、独自の美的感覚が生み出すものです。
センスが良く、お洒落で人目をひくため、華やかな世界や人気商売など色気のある世界を好みます。
ですが、美とは時に凶器をはらむもの。
酒や異性がらみで苦労したり、人に足をひっぱられたり、離婚を招いたりと、孤独を招きやすい凶数です。
12画の人たちは、本来優しい人たちですが、虚栄心が強く、理想も高く夢見がちです。
意志が弱く、体力もなく、頼りなく、努力は空回りしがちで、根性もないため、途中で投げ出し、挫折してしまいます。
ギャンブルにはまり、損失を招くこともあるでしょう。
直観力
12画の人たちは、直観力に優れています。
インスピレーション能力が高く、いろいろなアイディアを生み出せる人です。
手先も器用で、何でも上手にこなし、特に美に関する才に長けています。
ここを生かさずして、何を生かすのか。
12画は、頑固で負けず嫌いです。
人のサポートが得意で人のためになることを喜びにできる人たちなのですが、他人からの支配を嫌うため、本来の能力が生きてきません。
内にはメラメラ燃える炎のような野望を持ちながらも、弱い本質が挫折を招いてしてしまうのです。
そんな12画の凶運を強運に変えるには、自分の惹かれる世界、特に美の世界に目を向けることです。
12画は、そこから素晴らしいものを生み出す発明の才を表しています。
真の美は、全ての人を幸せにするものです。
その幸せは、何倍にもなって自分に返ってくることでしょう。
また、12画は、凶数ではありますが、どんなに悪い状況に立たされたとしても、危機を脱することのできる悪運の強さをもっています。
他者に対して見栄を張らず、すぐに人との縁を切らず、くじけず、有言実行を心がけ、誠実さをもって進みましょう。
姓名判断において、数は吉数と凶数に分けられます。
吉数は、繁栄、富貴、名声、発展と人生の追い風となります。
凶数は、波乱や病難、事故や苦労を招きやすいとされ、忌み嫌われる数です
ですが、最大の危機は最大のチャンスというように、実は、凶数は、強運(凶運)となり得るものなのです。
また、吉数という福運に胡坐をかいていては、それを十分に活かすことはできないでしょう。
人の運気は、人の心が作るものです
吉数の人は、与えられた福徳を存分に生かし、
凶数の人は、その裏にある才を活かし、凶運によって与えられた新しい局面を、勇気をもってチャレンジし、人生を切り拓いていきましょう。