総画とは、姓と名を合計した数です。
その人の総合的な運勢を表し、精神や肉体、家庭、仕事など、全てを支配し、影響を与えます。
姓名判断の基本5格(天格、人格、地格、外格、総画)の内、最も影響力のある画数です。
62画は、山中の花が如くに、人を癒す存在です。
心優しき恥ずかしがり屋のかの人たちは、聡明多才で多くの夢や希望を描いています。
同系の2画に見られるセンスの良さや器用さで、周りの人を助け、感謝されることも多いでしょう。
ですがこの数の象意は美しく咲いた花が散り落ちていくような、夢や希望が実らないという衰退の凶運を表しています。
病弱、不和、失意の衰退運
何でも器用にこなせる62画は、次から次へと興味の対象が変わりがちです。
待つ間が花とばかりに想像は膨らみ、高揚し、が、いざ現実となると長続きしません。
そのため、一つのことをやり遂げるまえに、諦めてしまううのです。
せっかくの才能は日の目を見ず、人知れず枯れていく徒花のように、その心はもの悲しさに満ちることでしょう。
口下手
62画は、感情を表現することが苦手です。
それ故、うまく伝えられずに誤解を招くことも多いでしょう。
独立の覇気がない62画は意志を通す気概なく、言いたいことも言えず、内にためてしまいがち。
また、依存心が強いため、人によって言動を変えるきらいがあり、信用するに足りないと思われてしまいます。
天が賦与する才能に意味のないものなどありません。
62画の落花運は、自身のやる気と根気のなさが招くものです。
土壌を育む
62画に必用なのは、夢や希望に向かい着実に継続することです。
何ごとも、実力が伴わなければ、良い成果は得られません。
また、花が咲くためには豊かな土壌が必要です。
自分を取り巻く環境を豊かなものにしていきましょう。
自分以外の人や物事に損得を考えず尽くすこと。
見返りを求めない姿勢は、感謝という最も豊かな強運を引き寄せてくれるでしょう。
その強運は、落花の運勢を退け、人を介して幸運を運び、62画の努力によって実を結んだ才能は日の目を見るのです。
吉数は、繁栄、富貴、名声、発展と人生の追い風となります。
凶数は、波乱や病難、事故や苦労を招きやすいとされ、忌み嫌われる数です。
ですが、最大の危機は最大のチャンスというように、実は、凶数は、強運(凶運)となり得るものなのです。
また、吉数という福運に胡坐をかいていては、それを十分に活かすことはできないでしょう。
人の運気は、人の心が作るものです。
吉数の人は、与えられた福徳を存分に生かし、
凶数の人は、その裏にある才を活かし、凶運によって与えられた新しい局面を、勇気をもってチャレンジし、人生を切り拓いていきましょう。