ぬるま湯と平穏は違う
幸せは心の平穏です。そこには愛や感謝や優しさが溢れています。
出来事や人に振り回されず、自分らしく、楽しく明るく喜びに満ちた人生。
ここに諦めという心はありません。
平穏とぬるま湯の違いは諦念です。
平穏と違い、ぬるま湯の根底には変化を嫌う諦めがあります。
あなたの心の平穏は、果たして真の幸せでしょうか。
そこに諦念が居座ってはいないでしょうか。
脳はぬるま湯を好む
人の本能は、生命の維持です。だから、常に危険を回避しようとします。
頭（脳）は、本能的に、人にぬるま湯な人生を選ばせるということを知りましょう。
例えばあなたが、独立したいと思っていたとします。
それはあなたがずっとやりたいと思っていた仕事です。
ですが、成功する保障も生活の保障もありません。
今の会社には特に不満はないし、人間関係も良好、キャリアも積んでいます。
毎月の給料も保証されています。
果たしてあなたは、独立を選ぶでしょうか。
ほとんどの人が動こうとはしないのでしょうか。
何故なら、独立を選べば、安定は消え変化が訪れます。
そして変化には、恐怖が伴います。
今までの安定した給料を失うことや、慣れ親しんだ同僚や上司との別れや、まだ見ぬ新しい職場での人間関係や、失敗したときの恐怖。
人の脳はそれを避けようとします。
恐怖を避け、今ある安全を維持しようとするのです。
これは、あなたを真の幸せや生きる目的から遠ざけます。
一見平穏な人生でも、その実「好き」を諦めている人生に、真の幸せはありません。
実際、心に何かがひっかかったままで、本当の幸せといえるでしょうか。
心に引っかかりを感じるのは、いかに頭で諦める理由を作り上げ、納得したふりをしたとしても、魂（潜在意識）が異論を唱えるからなのです。
あなたの真の幸せや生きる目的は魂が知っています。
魂の導きは、「夢」です。
あなたの抱く夢や願望には、「好き」が溢れているのではないでしょうか。
「好き」という感情は魂の喜びです。
あなたの生きる目的や幸なのです。
ですが、世の中には自分の「好き」さえ分からない人もたくさんいます。
もう随分とわくわくすることもないな、なんて思っている人もいるでしょう。
そんな人は過去の失敗やうまくいかなかった経験がずっと心の奥に根付いるか、波動（エネルギー）が低くなっているのです。
だから、人生の方向がはっきりせずに、流されて生きている。
過去の失敗や経験に囚われるのはもうやめましょう。その時点で、願望は叶わないも同じです。
なぜならそう自分で決め付けているからです。
思いだしましょう。
あなたは神の子です。
望めば手に入れられる無限の可能性を秘めています。
全ては外の世界で創られているのではありません。
全てはあなたの思考から創られるのです。
過去に罪を犯そうが、大失敗をしようが、病気をしようが、それは過去でしかないのです。
あなたが生きているのは今です。
可能性は常に開かれています。
過去の経験や見聞きしたものから創り上げたあなたの常識は、あなたが思考を変えれば、すぐに覆されるものであることを知りましょう。
「私には無理だと」いう制約はあなたが勝手に創り上げているのです。
たとえ今まで貧乏だったとしても、あなたはお金持ちになれます。
たとえ今まで結婚できなかったとしても、あなたは結婚できます。
あなたがいくら年をとっていようが、病気だろうが、貧乏だろうが、ぶさいくだろうが、そんなものは関係ありません。
諦念は人生の終焉に向って、ただ日々に流されて生きる人を創り出す。
生まれてきた意味を知らず、生きる目的にも興味を向けず、夢見ることもせず、支配される人生を選んで生きる。
あなたはどうでしょう。
人生なんてこんなもんだと、思ってはいないでしょうか。
願望を望むとき、叶わない理由を次々と挙げてはいないでしょうか。
ずっと心に引っかかるあなたの理想を、諦めてはいないでしょうか。
すべきことを目標にしていないでしょうか。
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あなたの理想は、真の幸せに繫がっているということを知りましょう。
何故なら、叶わない夢や理想を人は抱き続けません。
理想とは神（宇宙）の理に適った思いだからです。
あなたは、夢を叶えるためにこの世に生きています。
心にずっと引っかかる夢や希望があるならば、
そろそろ本気で神の法則を使いましょう。