願望を叶え幸せになるための絶対法則⑧
願望を叶える人は、頭の中に常に願望があります。
寝ても醒めても気付けばそのことばかり考えているのです。
だから願望は叶います。
こうだったらいいな~程度では、願望は叶いません。
あなたが、願望を忘れていることをふと思い出し、あ、そうだった繰り返さなきゃ、なんて思っているようなら、それは本当の願望ではないといえるでしょう。
だから、繰り返しをやめてしまうのです。
そんな人は、もう一度その願望が真の願望であるのかを
しっかりと見つめ直してください。
あなたのその願望は本当の願望なのか。
こうすべきだからという思いから願望を設定していないか。
そこに矛盾が潜んでいないかを。
矛盾する願望は叶わない
例えばあなたの今の願望が結婚だったとします。
結婚したいと思いながら、あなたが結婚に対し、
「自由がなくなる」とか、「責任を背負うことになる」とか、「親戚付き合いが面倒」とかいった、否定的なイメージを抱いていた場合。
結婚という願望はいつまでたっても叶いません。
何故なら、結婚という願望(肯定的なイメージ)と否定的なイメージの2つが同居し、心の中に矛盾が生まれるからです。
●結婚したいけど、自由がなくなるのは嫌だ。
●結婚したいけど、責任を背負うのが嫌だ。
●結婚したいけど、親戚付き合いが嫌だ。
否定的なイメージは、願望に「けど」をつけて、願望(肯定的なイメージ)を打ち消してしまうのです。
また、あなたが誰よりも一人の時間が好きで、自由に生きたいと望んでいながらも、
「一人前になるには伴侶が必要だ」とか、「いつまでも独身でいては世間的に恥ずかしい」とかいう理由で、願望を設定している場合。
これも、いつまでたっても結婚という現実は現われません。
何故なら、結婚が本当の願望ではないからです。
ここでのあなたの本当の願望は「自由」です。
願望が矛盾しているのです。
「こうすべき」は義務から生まれる考えです。
義務には他人目線(世間の常識)が含まれています。
自分目線ではないのです。
「こうすべき」で設定した願望が、叶うわけがありません。
例
●一人前になるには伴侶が必要だから結婚すべき
●いつまでも独身でいては世間的に恥ずかしいから結婚すべき
潜在意識に刻印されるのは本心です。
神の子はどんなものであれ、矛盾を見抜き、あなたの本心を、あなたの願いとして受け取ります。
考えてみてください。
否定的なイメージが湧く願望や、「こうすべき=義務」で設定された願望に、ワクワクするでしょうか。
それを考えればワクワクするほどでなければ、人は繰り返しそのことを考えません。そして繰り返さなければ、潜在意識(神の子)に刻印されないのです。
神の子(潜在意識)を騙すことはできません。
神の子(潜在意識)はあなたが本当に望むもの(強い感情・繰り返された思い)を神へと届けます。
あなたが本当に求めるものを、明確にしなければなりません。
あなたは、どうなりたいですか。
どうあれば、幸せですか。
理想のイメージを思い浮かべ、それにワクワクや平穏や幸せな感情が伴うものならば、それは本当の願望であり、あなたの頭の中で繰り返されます。
そんな願望は必ず叶うものです。
願望成就を阻む矛盾を消すには
とはいえ、人の心は複雑です。
願望と矛盾する心があって当然。
ならば、矛盾を消せばいいのです。
まず、あなたの願望が、矛盾しているかどうかを確かめてください。
願望に「けど」がつくなら、その願望は矛盾しています。
例:結婚したいけど、自由でいたい
転職したいけど、スキルがない
挑戦したいけど、年をとりすぎている
矛盾を消すには、本当の願望だけに注目し、けどをからに変えます。
例えば、先に挙げた結婚の例でみてみましょう。
●矛盾→ 結婚したい けど 自由でいたい
●矛盾を消す→ 結婚したい から 自由を認めてくれる心の広いパートナーがほしい
不思議なことに、本当の願望だけに注目し、イメージを広げれば、矛盾する心は消えます。
なぜなら、本当の願望こそが、あなたを幸せにするからです。
本当の願望から生まれるイメージは、喜びという光に包まれています。
光のイメージは、次々に光を生みだし、光の感情を大きくします。
人は、こうして否定的なイメージを、願望に準ずる肯定的なイメージへと切り替えることで、いくらでも矛盾を消し、願望を叶えることができるのです。
本当の願望を起点にし、思考を切り替える。
あなたの願望の起点が、本当の願望であれば、盤面に置かれた黒い石が一気に白へ変わるように、思考も光や喜びや愛をともない、必ず好転し始めます。
あなたは、本当の願望のために、何かをあきらめることなどしなくていいのです。
逆もまた然りです。
何かを得るために、本当の願望をあきらめなくてもいいのです。
自分の願望を見つめなおすということは、
●「こうあるべき」を設定していないか
●願望に矛盾がふくまれていないか
を確認し、対処するということです。
自分の求める本当の理想や願望が分かったら、後はそのイメージを繰り返し描き、それに伴う良い感情を増大し、神の子に預けましょう。
後は、神の子(潜在意識)が良きにはからってくれます。