ナチュラルハウス:第4:身近な環境、家庭、安心を感じる場、
支配星:木星:発展、信頼、希望、豊富/月:習慣、受容力、過去、母性本能
クォリティ:活動宮:積極的、直線的
エレメント:水:感情型
ポラリティ:マイナス:内省的
「幸福な人生を選ぶために」
魂が地球に降り立つ日。それが誕生日です。
全ての星座には、建設的で前向きな面と、破壊的で否定的な面があります。
それはあなたの魂が、学びと成長のために選んだ特性です。
自分の影の特性と向き合い、光に焦点を合わせることは、魂の成長、幸福な人生へと繋がります。
前世からの影響や、生きる目的、人生の課題を知り、自分の持って生まれた特性を最大限に活かし、人生の主舵を良い方向へ向けましょう。
「全てを育む慈しみ深き人」
蟹座の人のはにかみがちな流し目、醸し出される月の光のような柔らかさは、周りの人に安心を抱かせます。
表立って目立つわけではないのに、蟹座の笑顔には優しさと愛らしさがにじみ出て、誰もがつられて笑うのです。
蟹座は、とても誠実で忠実な人たちです。
丈夫な甲羅を身にまとい保護するものは、感傷的で懐古的な心と、親愛なる人たち。
家族でも友人でも恋人でも、蟹座と一旦関係を築けば、それは強固に守り抜かれることでしょう。
蟹座は、家庭と深く結びつく星座です。
蟹座にとって「家」は、どこにいても離れられない宝物であり、必要不可欠なもの。蟹座の全ては感情と家庭が基盤となっているのです。
母親のように、自分や周りの人を慈しみ育てる蟹座は、自分が必要とされていることに喜びを感じる母性溢れる人たちです。
12星座の中で最も気遣いのできる素敵な人。
蟹座の育て、与える行為は、感情の現れ、愛の表現です。
また、蟹座は美食家であり、食を心の栄養とします。
蟹座の影
独占欲と所有欲
蟹座は、優しく思いやりがありますが、強情で怒りっぽく、自分をひどく哀れむという影を持ちます。
蟹座は、他者に必要とされることで自分の存在意義を見出す人たち。
家族や社会への帰属意識が強く、独立心は弱く、安定を何よりも重んじます
そのため自分が大事にしている物や人への執着、独占欲が強くなり、相手を窒息させるほどの依存心を見せるのです。
蟹座は、人に認められたい欲求が人一倍強い星座です
自分が他人を育むように、自分も育まれたいと願い、それを正当化しようとします。
故に、見過ごされたり、ほんのわずかに拒絶されると、過剰に反応し、大きく傷つき機嫌を損ね、愛する人を抑え込んだり、邪険に扱ったりもするのです。
特に何かを強く欲したり、誰かを強く求めるときほど、それは顕著になるでしょう。
何でも共に分かち合いたいと思う蟹座は、他人をコントロールしようとし、強い共依存の気持ちや所有欲、嫉妬深さを募らせます。
タフで自信に満ちた甲羅の中にあるのは、感じやすい、もろい心。
蟹座は、心に傷を受けると、母胎に戻るかのように、その固い殻の中に引きこもってしまいます。
この行動は、一見、問題から逃げているように見えますが、実は蟹座特有の自衛行動です。
蟹座は、最も安全な心の領域で、感傷的になったり、過去の経験を引っ張り出したりしながら気持ちの整理をし、夢を描いてから外に向かおうとします。
周りから見れば、苦しめられる物事の核心を避け、正面から取り組んでいないようにも見えるでしょう。
感受性が強く、気分が激しく変動しがち。
蟹座は、水の星座宮の中で、最も防御的で傷つきやすく、所有欲や依存心の強い人たちなのです
また、抜け目のない野心家でもあり、成功のためには人を見放すこともあります。
蟹座の光
蟹座は、人や物を育む才能に長けています。
この点においては12星座宮随一。
深い感受性と思いやり、家事をこなす能力、他者への気遣いに優れ、人を安らかな気持ちにさせる人たちです。
母性
蟹座の周りは、常に温かな愛の波動に包まれています。
誠心誠意周りの人に尽くす事ができる、面倒見のいい人。
人の世話をし、他人が求めるものを与え育む慈しみ深い人。
他の星座宮の人たちにとって、蟹座の人たちは、寒い朝の太陽、暗い夜の月のような存在なのです。
蟹座は穏やかで懐古的な性格です。
物に思い出を投影し、他人から見ればがらくたに見えるものでもずっと大切にします。
また、蟹座は内向的で受容的な水のエレメントの中で、最も元気があり、積極的です。
変化を起こして何かを始めようとする性質を持ち、意欲的に活動し、粘り強さも見せます。
ビジネスの分野においては、抜け目のなさ、記憶力の良さで商才を発揮し、金銭面では危険なことには目を向けず、しっかりと管理します。
野心的で巧みな一面を持つ蟹座。
目標を明かしはせずとも、それが定まれば達成に向けて、迅速に行動し、妥協しません。
物質的な面で将来有望な人たちです。
「蟹座の幸福な人生」
蟹座の持つ生まれつきの直観は、周りの人の感情を映し出す鏡として使われます。
蟹座は、そうやって他人の気持ちを理解し、必要とするものを与えることができるのです。
人でも物でも育てることで発展する人たち。
人と助け合い、分かち合い、身近な家族だけではなく、多くの人を育てることで、蟹座の人生は、大きく花開くことでしょう。
蟹座にっとって家庭は、安心感と安定性をもたらす大切なものです。
安心して戻れる場所が蟹座には最も必要であり、外で活動的に生きられるのも安定があってこそ。
基盤となる家庭の中で、なにかと統制をとりたがる蟹座ですが、家族に対し全てをコントロールしようとせず、自由を与えることも大切です。
蟹座は前世の影響を受け、子供や家族を通して生きるという傾向があります。
愛する人達にくっついて離れず、言葉には出さなくとも、愛情を強く求める蟹座は、自分が与えすぎる分だけ、他人にも求めてしまいがち。
自分の感情を育み癒すのは、他人ではなく自分自身であるということに気づき、自分の夢や楽しみを見出しながら、他人だけでなく、自分を慈しみ、自分のために生きることが、真の幸せに繋がります。
「蟹座の課題」
不要な依存、執着を捨てる
蟹座は前世からの溺愛や依存、感情的なもつれといったカルマの影響を受けています。
故に、他人への依存や過去への執着に苦しめられるのです。
蟹座は、安定を求めるが故に、大切なものにしがみつこうとする気持ちが人一倍強い人たち。
また、懐古的なため、不要な記憶にまでも愛着を持っています。
人や過去のトラウマへ固執することをやめ、過去の人間関係や逃れられない状況といった不要な記憶を捨て去さることで、蟹座の感情の重荷を下ろすことができます。
人生の豊かさは今が創る。
蟹座は甲羅の中に引きこもるようなやり方で、渦巻く感情を処理し、自分を見つめなおすという内観力に優れています。
甲羅という内なる世界で、一たび夢を思い描けば、すぐに行動に移し、夢の実現に向けて粘り強く進むでしょう。
持って生まれた直観力と創造力を自分の目的のために、活かすことが大切です。
本来、人が大好きな蟹座は、他人の世話を焼くことをやり過ぎてしまいがちなのです。
そのため、騙されたと感じることも多く、自分を哀れみ、気分にむらがでてしまいます。
他人への気遣いと思いやりは蟹座の幸福を生み出す源ですが、過ぎてしまわないように周りから一歩引くことを覚えましょう。
丈夫な甲羅を身にまとい、軟なハートを覆い隠している蟹座。
ですが、蟹座が不安になる必要はこれっぽっちもありません。
誠実で思いやりのある蟹座は、多くの人から愛される存在なのです。
蟹座の適職
ソーシャルワーカー、保育士、ベビーシッター、助産師、介護士、看護士、
食べ物に関係のある仕事、ケータリング業者、シェフ、
家に関係のある仕事、不動産、インテリアデザイナー
海と関連する職業、船舶製造、船員、漁師
古美術商、博物館員、歴史学者
蟹座のラッキーアイテム
ファッション:銀や真珠のアクセサリー、白い花、レトロ
数字:2
色:白、グレー、緑、あずき色、玉虫色
動物:蟹、カエル
場所:海、湖、水路、泉など水が近い所
木:ヤナギ、アカンサス、樹液の多い木
花:白いばら、蓮、野草、マリーゴールド
蟹座を守り、導く守護石
誕生石:ムーンストーン
月の支配を受けるムーンストーンは蟹座と共鳴する優しい宝石です。
感情的であり、たわ言にも過剰に反応しがちな蟹座の心を安定させ、バランスを整えてくれます。
内観を深め、自分を解放し、透視力を開発するムーンストーンは、 蟹座が引きこもり、思考を整理する上で大きな助けとなるでしょう。
変化を拒絶する蟹座に、変化を受け入れる理解力を与え、幸運をもたらします。
ムーンストーンは心身症からくる体の不調、女性生殖器にも効果的です。
潜在能力を引き出す宝石:カルセドニー
水晶の仲間、玉髄のカルセドニーは、蟹座の内観力を高め、自信を与える宝石です。
蟹座の才能でもある育成力のエネルギーを放ち、蟹座の光を増幅し、周りとの安定性を高めます。
怒りや絶望、精神的ストレスを解消し、いかなる状況も乗り越える叡智を授けます。
幸運と富を引き寄せる宝石:ムーンストーン
霊的能力を高め、蟹座の鋭い直観力を通して、わくわくする衝動や楽しみを見出させ、幸福な道を指し示します。
人への依存や執着を手放す宝石:ピンクトルマリン、クリソプレーズ、ロードナイト
蟹座を手助けする宝石
カルサイト、アンバー、べリル、ムーンストーン、ブラウンスピネル、カーネリアン、カルセドニー、クリソプレーズ、エメラルド、ハウライト、ジャスパー、ピンクトルマリン、ロードナイト、オパール、ルビー
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