こちらの記事は絶望からの脱出 「先ず人生はクソである」ことを知ろうの続きです
悔やまず恐れず強気で進む
絶望から復活し、人生を好転させるのに必要なのは感謝の念です。
他者を活かし、自分を活かす感謝の心。
愛です。
ですが今は、「感謝」など鼻で笑っておけばよいのです。
人生の濁流に飲まれ押し流され、なんとか助かった虫の息の人、絶望の人、崖っぷちの人、八方塞りの人、万事休すの人に、
「良くなりたければ起こった不幸に感謝しましょう」
「ありがとうを100回言いいましょう」
「良いイメージをしましょう」
なんていったって、到底無理な話です。
神に悪態をつくほどの境遇に見舞われた人にとって
「感謝」こそ焼け石に水。
絶望の淵をなんとか切り抜けたあなたが、先ずやらないといけないことは、上に挙げた小春日和のようなぬるいプラス思考などではありません。
復活への第一歩は、きっと前を見据え、決然と踏み出しましょう。
後悔しない、未来への恐怖を抱かない
それを決然と行う。
復活したいなら、これを絶対にやらなければなりません。
断固として後悔や恐怖や不安を阻止しましょう。
考えてみてください。
堕ちるところまで堕ちたあなたに、もう後悔なんて必要ないのです。
既に、存分に後悔してきたはず。
運命を呪い、不幸や相手を憎み、悔やみ、反省し、自分を責め続けた結果、その心は随分と畏縮してしまったことでしょう。
もうこれ以上は不要。
これから広がる未来が今以上に悪くなることはありません。
今以上の恐怖などありはしないのです。
あなたはやけっぱちになり、やさぐれ、斜に構えて、クソのようなこの世に睨みをきかせたはずです。
怯えることなど何もありません。
絶望という闇の中から突破口を開き、脱出できれば気持ちはふっと軽くなります。
そしてその気持ちは、あなたを飛躍の道へと導く思考をさせてくれます。
これが復活への第一歩です。
ですが、復活への道には必ずといっていいほど邪魔者が現れます。
後悔や恐怖心です。
せっかく微かでも明るい未来が見えたのに、
人の脳みそというのは、過去の嫌な記憶を何度も何度も思い出させ、
あるいは、これから先の未来の最悪な状態をイメージとして映し出し、不安や恐怖を抱かせます。
なぜ、人はせっかく授かった復活への素晴らしい思考(頭に浮かんだイメージ)を、恐怖で曇らせ、またもや、自ら絶望の深い谷へ堕ちようとするのでしょう。
それは脳による、ごく自然な防衛反応だから仕方がないのです。
人の頭(顕在意識)は、推論的思考という最大の能力を持っています。
何か悪いことが起これば、それに伴なう最悪のシナリオをイメージし、対応策を考え、危険を回避しようとするのです。
脳に悪気はありません。あなたを守るためにやっていることなのです。
ですが、絶望から脱出し、復活を遂げようとする人にとっては
ありがた迷惑な機能でもあります。
では、後悔や不安や恐怖を阻止することはできないのでしょうか。
できます。
所詮、脳が起こしているのですから、脳にそのイメージを消去させればいいのです。
あなたの脳であり、あなたが所有者なのですから。
あなたがその気になりさえすれば、どうにでも出来るのです。
本能のままに脳に思考を任せていては、
何度も何度も嫌な気分に陥ってしまいます。
あなたがやらねばなりません。
嫌な気分を変える「今に見てろよ精神」
先ず、悪い思考をしていることに気付くことが大切です。
不安や恐怖を感じるのは、嫌な記憶や未来への悪いイメージが浮かんでいる証拠なのです。
それに気付いたら、嫌なイメージを打ち消すことを習慣づけましょう。
強気になった、あのやけっぱちな、「どーにでもしやがれ精神」を取り戻し、
微かにでも、一瞬でも浮かんだ、自分が心から望む、幸福な世界を想像しましょう。
あなたはどうなりたいのか。どうあれば幸せか。
嫌な思考を脇に追いやり、真剣に考えてください。
そして、イメージが湧いたら、こうつぶやくのです。
「今に見てろよ」
忘れてはいけません。
あなたは生還者なのです。
これからです。
あなたに起こった絶望は、あなたを磨く研磨剤です。
あなたは光輝きながら、幸せのステージへ上がるのです。
「今に見てろよ精神」を習慣づければ、回数とともに恐怖や不安が消えていくことを感じるでしょう。
たとえ、あなたを取り巻く絶望的(と思われる)な状況は変わらなくとも、あなたの気持ちは変わっていきます。
あなたの気持ちが変われば、現実の状況は必ず変わります(絶望的ではなくなります)
変わるのです。
あなたはこんなところで、くたばる人ではありません。
あなたは絶望から生還した超人なのです。
実践あるのみです。
強気でいってください。