願望を叶えるための戒律と技法③
心に思い描く絵(イメージ)は千言に勝ります。
小説と映画を比べてみましょう。
イメージが鮮明なのは映画のほうです。
ある物について、人から話を聞くよりも、写真を見たほうがイメージとして強いのです。
願望を映像化することは、願望を現実化する神の子に貢献していることになります。
それが鮮明で緻密でリアルであるほど、実在するものとして神の子が認識するからです。
神の子は、あなたがイメージとして創り上げた想像の世界を目的地と定めます。
そしてあなたが目的地に辿りつけるように、わくわくした感情を起こしてあなたを行動させるのです。
リアルでなければ、別の世界(想像の世界)は存在せず、神の子は目的地を見つけられません。
あなたを行動させることもなく、あなたが願望の世界へ移動することもないのです。
心に思い描く絵を持ち続ければ、良いことにしろ、悪いことにしろ、いずれの日にか、必ず、現実のものとして現われます。
それが神の法則です。
忘れないで下さい。
神の子(潜在意識)は常にあなたの思考に注目しています。
あなたの思考が、現実だろうが、想像だろうが、強くイメージし続けたものに反応し、現実化に向けて働き始めます。
神の子(潜在意識)に現実と想像の区別はできないのです。
心の絵をリアルなものにする「映画法」
心の絵を映画にしてしまいましょう。
登場人物が動き、話しをし、笑い、愛し合い、食事をし、仕事をし、遊び、眠る。
想像の世界に、あなたの願望のリアルを創り上げてください。
つい嬉しくて微笑んでしまうほど、嬉しい気持ちを味わってください。
あなたが主役です。
例えば、あなたが、恋人が欲しいと思っているのなら、理想の恋人をキャステイングし、あなたに対し台詞を言わせ、行動させてください。
小道具も使いましょう。
車や家具や食器や服など、リアルにイメージするのです。
いろんなシーンを追加して、平和で穏やかで満たされた幸せを感じてください。
その心の映画に満足を味わいながら、信じて時を待ってください。
神の子が必ず映画の登場人物、理想の恋人と引き合わせてくれます。
だだし、どこでどう出逢うとか、どうやって叶うとか、手順は決めないで下さい。
何故なら、あなたが方法まで考え始めると、行き詰まります。
現実を見て、やはり無理だろうと自分で限界を決めてしまうからです。
あなたが勝手に限界を決めてしまえば、神の子はそれをあなたが望んでいるものとして、無理だろうという状態を目の前に置きます。
あなたが決め付けなければ限界などないのです。
あなたが創る映画の設定は、すでに願望が叶った状態にしましょう。
方法や時は、この世の全てを掌握している神が采配します。
目的地を映像化する
先ずはイメージです。
イメージは偉大です。
電気も飛行機も車もインターネットも、元は誰かの頭の中の想像(イメージ)の世界にありました。
飛行機は、初めにライト兄弟の、空を飛び移動したいという願望(思考)があり、
その思考からイメージが生まれ、
繰り返されたその強いイメージは、想像(願望)の世界に実在するものとなり、
神の子に行動させられた結果、願望の世界に辿りつき、現実のものとなったのです。
願望を叶えたいならば、ただで何かを手に入れることは出来ないということを知りましょう。
受けとるためには、あなたは神の子に目的地を示し、与え続けなければならないのです。
目的地は、あなたがこうなりたいと思うリアルな心の絵、最高の結果(イメージ)であり、
与えるものは、ワクワクとときめく興奮や喜びや安らぎの感情です。
あなたがする努力は、ただそれだけです。