カーネリアン
支配、影響する惑星:火星、土星、冥王星
表の顔
水晶の仲間、カルセドニー(玉髄)の一種で半透明、赤色を帯びたオレンジ色の宝石で、火山の噴火とともに現れ、熱い溶岩の隙間で結晶化してできたものです。
カーネリアンの語源はラテン語の「猟獣の肉」
血を彷彿させる赤色は古代において出血を止め、怒りや恐怖から身を守ったといわれます。
神から与えられし役割
「扉を開く者」
カーネリアンは、同じ水晶族の透明水晶、アメシスト同様、今の時代に欠かせない宝石です。
何故なら、現代の人々は、豊かで何でも簡単に手に入れられる時代に生きながら新たに、ストレス社会というものを生み出し、無気力や怠惰という精神状態を作り出しました。
今よりもずっと死が身近であった、生きることで精一杯だった昔は、今のような精神病など、存在しなかったのです。
その昔、止血剤や熱冷ましとして治療に使われていたカーネリアンですが、現代においても違った形で人の役にたちます。
刺激剤
生き生きとしたエネルギーを放つカーネリアンは、持ち主の好奇心を刺激します。
やる気が起こらない、停滞している心にモチベーションを与え、行動の原動力を授けます。
生きる屍のような状態では生まれてきた意味がありません。
人はそれぞれに、目的をもってこの世に生を受けているのです。
それは喜びであり、愛であり、感動です。
それに気づけずにいるのは、現代社会の弊害により、自然と離れ離れになっているためです。
どの宝石も、人の潜在意識に深く入り込み、人と自然(宇宙)を調和させ、人の持つ本来の能力を目覚めさせますが、中でもカーネリアンは刺激剤としても任を負っているのです。
この赤い宝石は、持ち主が腐っていくのを見過ごすことはしません。
何物にも真剣になれず、満足できず、楽しむことができない。
この自殺行為ともいえる心に風穴を開け、新たな扉を開くのです。
好奇心によって生まれるのは探求心、ときめき、行動です。
かつて強壮剤としても使われたこの火の宝石は、持ち主の体に皮膚を通して直接エネルギーを与え、心身を活性化します。
何かを始めたい、今の現状を変えたい
そんな心の原動力となる宝石です。
カーネリアン CARNELIAN 紅玉髄 カルセドニー]
結晶系:三方晶系
組成:二酸化珪素
硬度:7
産地:インド、オーストラリア、日本、ブラジル、北アフリカ、南アメリカ,ブラジル、ウルグアイ
カーネリアンは、持ち主の心に渦巻く、悪意を善意に変えていきます。
それにより、人からの嫉妬や恨みから持ち主を守るのです。
また、流血から身を守るため、護身用、お守りとしても最適です。
カーネリアンは扉を開く者。
重い扉を開き、外の輝く世界を教えてくれる、いわば、人生を愛する心を育む宝石なのです.
カーネリアンは12宮全ての人の役にたちますが、特に相性が良い星座宮は以下です。
火の星座宮:牡羊座、獅子座、射手座、
地の星座宮:乙女座、牡牛座、山羊座、
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