姓名判断は、1~9の数字を基本としています。
基本の数の組み合わせには、81の意味があり、性格、才能資質、人生の流れを暗示しています。
数意は、吉と凶に分けられますが、それは修行の形を表しているにすぎないため、例え凶であったとしても悲観するものではありません。
鋭い直観力、優れた頭脳、知力、運動能力、才能は、極限の霊数9に相応しい、輝く資質、能力です。
一所に留まることのできない水の流れのように、その人生も絶えず動き変化し続けるでしょう。
そんな9画に与えられた運は、逆境運。
この世においては、禍々しいと受け止められる、窮迫、病難、災害、遭難、事件、短命を暗示しています。
その逆境、困難は、最大を極めた故の因果です。
9画は、どの基礎数よりも、その才知能力を世の中に役立てる使命を担っています。
それゆえに、この数は、霊感ともいえる閃きに恵まれているのです。
それは神との誓いを立てた魂の戦士に与えられた神の導きです。
研究や企画、スポーツなどの分野で、他の人には成し遂げられないことをやれる人たちなのです。
孤高
9画には孤独がつき纏います。
偉大なる発明や発見、悟りは、霊的直感、インスピレーションから生まれるものです。
9画に与えられる逆境は、自己を練り、深めるための妙薬であり、9画の感受性を高めるものです。
何ごとにも拘ることのない柔軟な考え方は、9画の孤独を、絶対的に一人で立つという孤高へと変えるでしょう。
故に、9画は孤独ではないのです。
9画に襲い掛かる衰運の流れは、時にかの人たちの精神に大きな打撃を与えるでしょう。
心休まらず、寂しく、落ち込み、気苦労に悩まされるのです。
9画の凶運は、最大を極めた故の凶。
充分に、大成功者ともなり得る資質を備えています。
覚悟を決めて、神から与えられし輝かしい能力を発揮せねばなりません。
忘却の黒いページ
そんな9画が先ずやるべきことは、過去に捉われず、前を向くことです。
過去にある、苦しみ、悲しみ、後悔、罪といった負の感情、記憶を黒く塗りつぶし、新たな人生の1ページに光り輝く文字を記す。
忘却の黒いページは、栄光の文字を燦燦と映し出すことでしょう。
激流の中で、チャンスを掴む。
それが、できる人たちなのです。
吉数は、繁栄、富貴、名声、発展と人生の追い風となります。
凶数は、波乱や病難、事故や苦労を招きやすいとされ、忌み嫌われる数です。
ですが、最大の危機は最大のチャンスというように、実は、凶数は、強運(凶運)となり得るものなのです。
また、吉数という福運に胡坐をかいていては、それを十分に活かすことはできないでしょう。
人の運気は、人の心が作るものです。
吉数の人は、与えられた福徳を存分に生かし、
凶数の人は、凶運の裏にある意味を知り、勇気をもってチャレンジし、人生を切り拓いていきましょう。