忘却は前進するための追い風である 絶望からの復活 極意②

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絶望からの脱出
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忘却こそが前進するための追い風であることを知りましょう。

絶望した過去の自分、過去の辛い出来事を、忘れるのです。

 

 

忘れるために重要なのは、

憂き目に逢う前の過去の自分と比べない、他人と比べないことです。

 

何故なら、過去の自分と比べてしまうと、一瞬で過去へと引き戻されてしまうからです。

今、絶望から復活への危うい道を歩むあなたにとって、過去は谷底でしかありません。

過去へと思いをめぐらせば、瞬く間に闇の中へと引き戻されてしまうでしょう。

大切なのは過去ではなく今、この時であることを肝に銘じましょう。

 

後悔や懺悔や不安や恐怖という嫌な感情が起こるのは、過去や未来にあなたの意識が飛んでいる証拠です。

今、実際には起こっていないのに、自分で妄想を作り出し、苦しんでいるだけにすぎないのです。

 

実際にある姿は、地獄だと呟きながら、
温かい布団の中でスマホをいじったり、コーヒー片手に一服したり、ぼーっとしたりしている被害妄想癖の人の姿です。

今のあなたはどうでしょう。

本当に、今、この瞬間、地獄の中にいるでしょうか。

死刑執行台の上にでもいるのでしょうか。

 

妄想で自分を苦しめるなど阿呆のすることです。

せっかく絶望という闇の中から脱出できたというのに、
またもあの闇に自分を突き落とそうとしているのですから、

 

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マゾヒストにもほどがあります。

今のあなたが過去と未来へ意識を飛ばすことを本能のままに許せば、
まさに八方塞りとなるでしょう。

 

 

 

天を指差し今に戻る

 

ご存知でしょうか。

自然と共に生きたアメリカ先住民インディアンたちは,
現在、過去、未来を区別する言葉を持ちませんでした。

昨日と今日と明日は、同じ単語で表わされ、過去(昨日)は後ろを、未来(明日)は前を指差しました。

(今日)を表わす方向は真上です。

 

八方塞がりの中で、一つだけ開かれている方向も真上です。

可能性が開かれているのは「今」なのです。

 

塞ぐものなど何もありません。

いくらでも広がっているのです。

 

 

 

に広がる宇宙(・気の大元)は、早く気付けとあなたに希望のメッセージを送り続けています。

メッセージはひらめきとして、あなたに届きます。

ですが、過去や未来に重きをおけば、その大切な気付きは得られません。

復活には、この気付きが絶対に必要であるのに、です。

 

あなたは復活したくはないのですか?

クソみたいな今の現状を打破し、乗り越え、成長し、
穏やかで平安な心を、成功を、真の幸せを手に入れたくはないのですか?

 

復活したいなら、すぐさま天を指差しましょう。

嫌な気持ちにさせる過去や未来に引き戻されていることに気付いたら、直ちに今へ立ち返り、開き直って、力強く一歩ずつ進むのです。

 

いくら悔やんだところで、時計の針は巻き戻せません。

今ここにあるのは、過去の自分ではなく今の自分だけです。

人生の濁流に飲まれ、ボロボロになり、何もかも失い(と本人は思っている)それでもなんとか生還した自分。

人生はクソであることを知り、怒りで風穴を開け、絶望から脱出を遂げ

復活しようと、よろめきながらも立ち上がった、明日のジョー的あなたです。

艱難辛苦、憂き目に逢う前の、のほほんとした自分はもうどこにもいません。

 

今の自分から再起するのだと決意し、例え孤立無援であったとしても、

気付きによって与えられた自分が進むべき幸福への道のりを、粛々と進みましょう。

その先は、過去の自分よりもずっと素晴らしいものとなるのですから。

 

 

 

他人と比べるのも今すぐやめましょう。

兄弟でも友人でも知人でも赤の他人でも、自分以外の人の人生と比べてはいけません。

他人が幸せそうに見えれば見えるほど、自分が惨めに映るはずです。

そんなしみったれた感情を起こすものは、すべて意図的に排除してください。

 

あなたはもう知っているのです。

人生はクソであるということを。

過去のあなたがそうであったように、いま幸せそうに見える他人の人生にも、組み込まれた逃れることのできないクソ(憂き目)があるのです。

あなたは一足先に、そのクソを踏んでしまっただけの話です。

 

窮地を脱し、復活すれば、他人の幸せなど全く気にもならなくなり、それどころか、その幸せさえも喜べるようになります。

何故ならあなたは、あなたを絶望に陥れた人生のクソ(不幸)によって、結果的に、本当の幸せというものを見つけ、楽園の住人になるからです。

 

 

それに気付くのは、本当に復活してからの話ですが。

その日を楽しみに力強く前へ進みましょう。

「忘却は前進するための追い風である」

過去の自分を見ない。他人と比べない。未来を悲観しない。

ひとまず、忘れるのです。

 

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